コージェネレーション設備
コージェネレーション設備の設置の有無を選択します。
複数のコージェネレーション設備を設置する場合
複数のコージェネレーション設備を設置する場合で、機器の発電方式がすべて同じ場合は、「設置する」を選択します。その際、設置する機器の仕様が異なる場合は、こちら(第八章 付録F)を参照します。
また、設置する機器の発電方式が異なる場合は、「設置しない」を選択します。
排熱を給湯に用いない一部のコージェネレーション設備を設置する場合は、次の通り選択します。
- コージェネレーション設備を「設置しない」を選択します。
- 給湯タブの「熱源機の種類」で、給湯専用型のガス従来型給湯機またはガス潜熱回収型給湯機を選択します。
- 温水暖房については、暖房タブの「暖房設備機器または放熱器の種類」で「温水床暖房」を選択した上で、「温水暖房機の種類」で、「その他の温水暖房機」を選択します。
くわしくは、こちら(第八章 付録C)を参照します。
コージェネレーション機器の指定
コージェネレーション機器(品番)の指定の有無を選択します。選択要件は、下表の通りです。
選択肢 | 要件 |
---|---|
品番を指定しない(規定値を用いる) | 機器の品番を指定せず、コージェネレーション設備の種類ごとにあらかじめ定められた値により評価する場合 |
品番を指定しない(パラメータを入力する) | 機器のパラメータを直接入力して評価する場合 |
品番を指定する | 機器の品番等を指定して評価する場合 |
品番を指定せずに計算した結果を公的な届出や補助金の申請に利用する場合は、「品番を指定しない(規定値を用いる)」を選択します。
「品番を指定する」を選択する場合は、品番を検索します。
「品番を指定しない(規定値を用いる)」を選択した場合
「品番を指定しない(規定値を用いる)」を選択した場合は、コージェネレーションの種類ごとにあらかじめ定められた値により計算されます。くわしくは、こちら(第八章 付録A)を参照します。
コージェネレーションの種類
コージェネレーションの種類について、カタログ等で確認し、以下より選択します。
- PEFC (固体高分子形燃料電池)
- SOFC (固体酸化物形燃料電池)
- PEFC・SOFCに2015年以前の評価方法またはGEC
コージェネレーションの区分
コージェネレーションの区分について、こちら(第八章 付録B)を確認し、選択します。
逆潮流の評価
逆潮流の評価については、発電ユニット番号を確認した上で、以下の通り選択します。
- 発電ユニット番号が番号のみの機種、または発電ユニット番号の末尾が [zero] と記載された機種は、「評価しない」を選択します。
- 発電ユニット番号の末尾が [W-baiden] 、または [baiden2] と記載された機種は、「評価する」を選択します。
- 発電ユニット番号の末尾が [baiden] と記載された機器については、同発電ユニット番号の末尾が [W-baiden] の機器に置き換えて計算を行いますので、「評価する」を選択します。
品番
品番を検索し、入力します。
コージェネレーション機器を販売する「事業者名」や、機器の「発電ユニット番号」、「貯湯ユニット品番」、あるいは「成績証明書番号または自己適合宣言書番号」の一部の文字やアルファベット記号、数字を入力すると対象となる機器が絞り込まれます。入力する文字は半角英数字です。
機器の登録情報をこちらのサイトでコピーし、入力欄に貼り付けることで、より簡単に検索することができます。
[baiden] と記載された機器について
発電ユニット番号の末尾が [baiden] と記載された機器について、現在では該当する発電ユニット番号はありません。[baiden] と記載された機器を設置する場合は、同発電ユニット番号の末尾が [W-baiden] の機器を選択して計算を行います。
申請または届出後に機種変更を行う場合
申請または届出後に機種変更を行う場合でも、試験成績証明書番号または自己適合宣言書番号が同じであれば、再計算する必要はありません。
そのため、申請または届出に添付する図面等に、試験成績証明書番号または自己適合宣言書番号を記載すると、申請または届出後の手続きが容易になります。
試験成績証明書番号または自己適合宣言書番号の確認方法
カタログや、Step1の検索結果、またはこちら(温熱・省エネ機器等ポータルサイト(住宅版))で検索し、確認します。
コージェネレーションの種類が「PEFC」で、かつPUの発電方式が「熱主」の場合(プログラムver3.2以降に適用)
コージェネレーションの種類が「PEFC」でPUの発電方式が「熱主」の場合は、計算実行後に出力されるPDFの(4)一次エネルギー消費量(1戸当り)の設計一次エネ[MJ]において、各設備の合算値と合計に表示される値との差が10MJ以上になることがあります。その場合は、合計から各設備の合算値を差し引いた数値を給湯設備に加算します。
なお、PUの発電方式については、こちらからご確認いただけます。