給湯設備・浴室等の有無

給湯設備・浴室等の有無を選択します。

シャワールームがある場合

浴槽を有する浴室だけでなく、シャワールームがある場合も「給湯設備がある(浴室等がある)」を選択します。

熱源機の種類

給湯設備の熱源機の分類を確認の上、具体的な熱源機を選択します。

  • 給湯専用の場合は「給湯専用型」から、温水暖房用の温水供給を兼ねる場合は「給湯・温水暖房一体型」から熱源機を選択します。
  • コージェネレーション設備の場合は「コージェネレーション」を選択します。
  • 熱源機を設置しない場合は「給湯設備機器を設置しない」を選択します。

「電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機(暖房部:電気ヒートポンプ・ガス|給湯部:ガス|貯湯タンク:あり)」を設置する場合

型番が、RTU-C300 またはRTU-C301 のタンクユニットを有する場合とします。

暖房タブの暖房設備機器または放熱器の種類で「温水床暖房」を選択し、温水暖房機の種類で「給湯・温水暖房一体型」を選択します。

「電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機(暖房部:電気ヒートポンプ・ガス|給湯部:ガス|貯湯タンク:なし)」を設置する場合

ガス熱源機型番がRHBH-RM246AFF2-1 で、かつヒートポンプユニット型番がRHP-R87 の場合とします。

暖房タブの暖房設備機器または放熱器の種類で「温水床暖房」を選択し、温水暖房機の種類で「給湯・温水暖房一体型」を選択します。

該当する熱源機が選択肢にない場合は、「その他の給湯設備機器」を選択した上で、「その他の給湯設備機器の名称」に具体的な機器の名称を入力します。

該当する熱源機が選択肢にない場合、または熱源機を設置しない場合

一次エネルギー消費量は、地域の区分に応じてあらかじめ定められた熱源機の種類および性能等により計算されます。
くわしくは、こちら(第七章 第一節 付録 B)を参照します。

複数の熱源機を設置する場合

複数の熱源機を設置する場合は、以下にしたがって選択します。

  • コージェネタブでコージェネレーションを「設置する」を選択している場合は、「コージェネレーション」を選択します。
  • 給湯・温水暖房一体型を含む場合は、下表において優先順位の高い機器を選択します。
    給湯温水暖房機の評価の順位
    評価の優先順位給湯温水暖房機の種類
    1 電気ヒーター給湯温水暖房機
    2 石油従来型給湯温水暖房機
    3 ガス従来型給湯温水暖房機
    4 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機
    (給湯熱源:ガス瞬間式|暖房熱源:電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用)
    5 石油潜熱回収型給湯温水暖房機
    6 ガス潜熱回収型給湯温水暖房機
    7 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機
    (給湯熱源:電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用|暖房熱源:ガス瞬間式)
    8 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機
    (給湯熱源:電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用|暖房熱源:電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用)
  • それ以外の場合は、下表において優先順位の高い機器を選択します。
    給湯機の評価の順位
    評価の優先順位給湯機の種類
    1 電気ヒーター給湯機
    2 ガス従来型給湯機
    3 石油従来型給湯機
    4 ガス潜熱回収型給湯機
    5 石油潜熱回収型給湯機
    6 電気ヒートポンプ給湯機

ふろ機能の種類

カタログ等でふろ機能の種類を確認し、選択します。
なお、浴槽を有しないシャワールームの場合は、給湯単機能を選択します。

複数の給湯機(ふろ機能の種類が同一でない)を設置する場合

複数の給湯機を設置する場合は、下表において評価の優先順位の高いふろ機能を選択します。

「ふろ機能の種類」の評価の優先順位
評価の優先順位選択肢
1 ふろ給湯機(追焚あり)
2 ふろ給湯機(追焚なし)
3 給湯単機能

効率の入力(共通)

効率の入力方法を選択します。選択要件は、下表の通りです。

「効率の入力」の選択肢および要件
選択肢要件
入力しない(規定値を用いる) 下記のいずれかに該当する場合
  • 効率を入力しない場合
  • 効率が不明な場合
効率を入力 熱効率 カタログ等で熱効率が確認できる場合
エネルギー消費効率 カタログ等でエネルギー消費効率が確認できる場合
モード熱効率 カタログ等でモード熱効率が確認できる場合

ガス給湯機またはガス給湯温水暖房機の効率について

入力項目及び定義は、下表の通りです。ガス給湯機の場合は、給湯部を参照します。

ガス給湯機およびガス給湯温水暖房機の入力項目及び定義
入力項目定義
暖房部 熱効率 JIS S 2112(家庭用ガス温水熱源機)に定められた「エネルギー消費効率(%)」(熱効率(%))の値
給湯部 エネルギー消費効率 給湯単機能 JIS S 2109(家庭用ガス温水機器)による「(瞬間湯沸器の)熱効率」に基づくエネルギー消費効率の値
ふろ給湯機(追焚なし)
ふろ給湯機(追焚あり) 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づく「特定機器の性能の向上に関する製造事業者等の判断の基準等」(ガス温水機器)に定義される「エネルギー消費効率」の値
モード熱効率 給湯単機能 JIS S 2075(家庭用ガス・石油温水機器のモード効率測定法)に定められた測定方法に基づく値
ふろ給湯機(追焚なし)
ふろ給湯機(追焚あり) ガス給湯機 JIS S 2075(家庭用ガス・石油温水機器のモード効率測定法)に定められた測定方法に基づく値
ガス給湯温水暖房機 JGKAS A707(ガス温水熱源機の追だきに係るモード熱効率試験方法)に基づくモード熱効率の値

石油給湯機または石油給湯温水暖房機の効率について

入力項目及び定義は、下表の通りです。ただし、石油潜熱回収型給湯温水暖房機 の暖房部については、規定値となります。また、給湯専用型の場合は、給湯部を参照します。

石油給湯機および石油給湯温水暖房機の入力項目及び定義
入力項目定義
暖房部 熱効率 JIS S 3031(石油燃焼機器の試験方法通則)に定められた測定方法による「エネルギー消費効率(%)」(熱効率(%))の値
給湯部 熱効率 給湯単機能 JIS S 3031(石油燃焼機器の試験方法通則)の連続給湯効率試験方法に基づく「熱効率」の値
ふろ給湯機(追焚なし)
ふろ給湯機(追焚あり) JIS S 3031(石油燃焼機器の試験方法通則)の湯沸効率試験方法に基づく「熱効率」の値
モード熱効率 JIS S 2075(家庭用ガス・石油温水機器のモード効率測定法)に基づくモード熱効率の値

電気ヒートポンプ給湯機の指定

電気ヒートポンプ給湯機(品番)の指定の有無を選択します。選択要件は、下表の通りです。

「電気ヒートポンプ給湯機の指定」の選択肢および要件
選択肢要件
品番を指定しない(規定値を用いる) 機器の品番を指定せず、あらかじめ定められた値により評価する場合
品番を指定しない(JIS効率を入力する) カタログ等に記載のJIS効率を入力して評価する場合
品番を指定しない(パラメータを入力する) 機器のパラメータを直接入力して評価する場合
品番を指定する 機器の品番等を指定して評価する場合

品番を指定せずに計算した結果を公的な届出や補助金の申請に利用する場合は、「品番を指定しない(規定値を用いる)」または、「品番を指定しない(JIS効率を入力する)」を選択します。
「品番を指定する」を選択する場合は、品番を検索します。

「品番を指定しない(規定値を用いる)」を選択した場合

「品番を指定しない(規定値を用いる)」を選択した場合は、あらかじめ定められた値により計算されます。詳しくは、こちら(第七章 第一節 付録E)を参照します。

昼間沸上げ形(電気ヒートポンプ給湯機)を評価する場合

「品番を指定しない(JIS 効率を入力する)」を選択します。

JIS効率とは、評価対象機器の JIS C 9220:2011(家庭用ヒートポンプ給湯機) に基づく年間給湯保温効率、または年間給湯効率の値をいいます。

JIS効率

評価対象機器のJIS C 9220:2011(家庭用ヒートポンプ給湯機)、またはJIS C 9220:2018(家庭用ヒートポンプ給湯機)に基づく年間給湯保温効率または年間給湯効率の値を入力します。
なお、寒冷地仕様の場合も、年間給湯保温効率または年間給湯効率の値を入力します(寒冷地年間給湯保温効率及び寒冷地年間給湯効率ではありません)。

JIS C 9220:2018の場合

JIS C 9220:2018の場合は、ふろ熱回収機能の有無によりカタログの表記方法が異なります。

ふろ熱回収機能がある場合
年間給湯保温効率の欄には、風呂熱回収あり/なしの2種類が記載されます。このうち、ふろ熱回収なしの値をJIS効率として入力します。
システム部分カタログイメージ
仕様表(JIS C 9220:2018に基づく表示)
システム 型式 XX-XXX
定格電圧(周波数) 単層200V (50HZ・60HZ)
最大電流 16A
沸上げ温度 約65℃~約90℃
・・・・
年間給湯保温効率(JIS) 風呂熱回収あり 4.2
風呂熱回収なし 4.0
・・・・
ふろ熱回収機能がない場合
年間給湯保温効率の欄には、1種類のみが記載されます。この値をJIS効率として入力します。
システム部分カタログイメージ
仕様表(JIS C 9220:2018に基づく表示)
システム 型式 XX-XXX
定格電圧(周波数) 単層200V (50HZ・60HZ)
最大電流 16A
沸上げ温度 約65℃~約90℃
・・・・
年間給湯保温効率(JIS) 4.0
・・・・

昼間沸上げ

昼間沸上げの評価について選択します。選択要件は次のとおりです。

「昼間沸上げ」の選択肢および要件
選択肢要件
評価しない、または昼間沸上げ形ではない 下記以外の場合
評価する 電気ヒートポンプ給湯機のうち、一般社団法人日本冷凍空調工業会標準規格 JRA 4085 に該当する機種を設置する場合
該当機種は、以下のホームページを参照します。
一般社団法人日本冷凍空調工業会ホームページ

品番(電気ヒートポンプ給湯機(CO2冷媒))

該当する電気ヒートポンプ給湯機(CO2冷媒)を検索することができます。
電気ヒートポンプ給湯機(CO2冷媒)を販売する「ブランド事業者名」や、「システム形式」、機器の「ヒートポンプユニット形式」、「貯湯ユニット形式」、あるいは「成績証明書番号、または自己適合宣言書番号品番」の一部の文字やアルファベット記号、数字を入力すると対象となる機器が絞り込まれます。
入力する文字は半角英数字です。
機器の登録情報をこちらのサイトでコピーし、入力欄に貼り付けることで、より簡単に検索することができます。

電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機の指定

電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機の品番の指定の有無を選択します。選択要件は、下表の通りです。

「電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機の指定」の
選択肢および要件
選択肢要件
品番を指定しない(仕様選択する) 機器の品番を指定せず、冷媒の種類やタンクユニット容量の仕様によりあらかじめ定められた値により評価する場合
品番を指定しない(パラメータを入力する) 機器のパラメータを直接入力して評価する場合
品番を指定する 機器の品番等を指定して評価する場合

品番を指定せずに計算した結果を公的な届出や補助金の申請に利用する場合は、「品番を指定しない(仕様選択する)」を選択します。
「品番を指定する」を選択する場合は、品番を検索します。

「品番を指定しない(仕様を選択する)」を選択した場合

「品番を指定しない(仕様を選択する)」を選択した場合は、仕様ごとにあらかじめ定められた値により計算されます。
詳しくは、こちら(第七章 第一節 付録G)を参照します。

品番(電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機)

該当する電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機を検索することができます。
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機を販売する「ブランド事業者名」や、機器の「ヒートポンプユニット番号」、「貯湯ユニット品番」、「補助熱源機品番」あるいは「成績証明書番号または自己適合宣言書番号」の一部の文字やアルファベット記号、数字を入力すると対象となる機器が絞り込まれます。
入力する文字は半角英数字です。
機器の登録情報をこちらのサイトでコピーし、入力欄に貼り付けることで、より簡単に検索することができます。

電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機の区分

タンク容量およびタンクユニット型番、製造事業者ごとに、あらかじめ定められた区分を選択します。選択要件は、下表の通りです。

「電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯温水暖房機の区分」の選択肢および要件
選択肢要件
タンク容量タンクユニット型番と製造事業者
区分1 タンク容量160L未満のもの RTU-R1001 (リンナイ(株))
RTU-R1003 (リンナイ(株))
RTU-R1003K (リンナイ(株))
RTU-R1003(E) (リンナイ(株))
RTU-R1003(E)EG (リンナイ(株))
RTU-R1003K(E) (リンナイ(株))
RTU-R1003K(E)EG (リンナイ(株))
区分2 タンク容量160L以上のもの RTU-R1601 (リンナイ(株))
RTU-R1601-EG (リンナイ(株))
RTU-R1601K (リンナイ(株))
RTU-R1601K-EG (リンナイ(株))

冷媒の種類

カタログ等で充填されている冷媒の種類を確認し、選択します。なお、フロン系冷媒とは、R410とR32をさします。

タンクユニット容量

カタログ等で貯湯槽容量を確認し、タンクユニット容量を選択します。選択要件は、下表の通りです。

「タンクユニット容量」の選択肢および要件
選択肢要件
タンク容量(小) 貯湯槽容量 95 L 未満のもの
タンク容量(大) 貯湯槽容量 95 L 以上のもの

タンクユニットの設置場所

タンクユニットの屋内外設置状況を確認し、選択します。

配管方式

配管方式を選択します。選択要件は、下表の通りです。

「配管方式」の選択肢および要件
選択肢要件
評価しない、または先分岐方式
  • ヘッダー方式を採用しない場合
  • 配管方式の評価をしない場合
ヘッダー方式 給湯熱源機から給湯ヘッダーを介し、各給湯先まで配管している場合

「ヘッダー方式」を選択した場合は、ヘッダー分岐後の配管径について選択します。
なお、いずれかの配管径が13Aより大きい場合は、「評価しない、または先分岐方式」を選択します。

水栓(台所水栓、浴室シャワー水栓、洗面水栓)

該当する水栓の仕様を選択します。節湯水栓を設置する場合は、「2バルブ水栓以外のその他の水栓」を選択し、節湯機能の採用の有無を選択します。

評価対象となる節湯水栓

「手元止水機能」、「小流量吐水機能」および「水優先吐水機能」のいずれかの機能を有する場合、節湯水栓として評価できます。ただし、流量調節部および温度調節部が使用者の操作範囲内にある水栓に限ります。
節湯水栓の構造については、こちら(第七章 第一節 付録 J )を参照します。

複数の水栓を設置する場合

該当する水栓が複数ある場合は、以下の手順で水栓の仕様を選択します。

1か所でも「2バルブ水栓」を設置する場合は、「評価しない、または2バルブ水栓」を選択します。それ以外の場合は、「2バルブ水栓以外のその他の水栓」を選択します。

「2バルブ水栓以外のその他の水栓」を選択し、設置するすべての水栓が該当する機能を有する場合は、「採用する」を選択します。

手元止水機能(台所水栓)

  1. 台所に設置する湯水混合水栓で、吐水切替機能や流量および温度の調節機能と独立し、使用者の操作範囲内に設けられたボタンやセンサー等のスイッチにより、吐水および止水操作ができる機能を有する場合は、「採用する」を選択します。
  2. 1.に該当しない場合は、「採用しない」を選択します。
敷設率の計算例 手元止水機構 - 台所水栓の例

手元止水機能について、くわしくはこちら(第七章 第一節 付録 K )を参照します。

水優先吐水機能(台所水栓、洗面水栓)

  1. 以下のいずれかの機能を有する水栓で、水栓または取扱説明書等に水栓の正面位置が判断できる表示がされている場合は、「採用する」を選択します。

    • レバーハンドル(吐水止水操作部と一体で温度調節が可能なものに限る)が水栓の正面に位置するときに湯が吐出しない構造を有するもの
    • レバーハンドル(吐水止水操作部と一体で温度調節が可能なものに限る)が水栓の本体の左右側面に位置する場合は、温度調節を行う回転軸が水平で、かつレバーハンドルが水平から上方 45°に位置する時に湯が吐出しない構造を有するもの
    • 湯水のレバーハンドル等と独立して水専用の吐水止水操作部が設けられた湯水混合水栓
    水優先吐水機構 - 台所水栓(正面で湯が吐出しない構造)の例 水優先吐水機構 - 台所水栓(正面で湯が吐出しない構造)の例
    水優先吐水機構 - 台所水栓(水専用の吐水止水操作部)の例 水優先吐水機構 - 台所水栓(水専用の吐水止水操作部)の例
    水優先吐水機構 - 台所水栓(レバーハンドルが水栓胴の左右側面に位置する場合)の例 水優先吐水機構 - 台所水栓(レバーハンドルが水栓胴の左右側面に位置する場合)の例
    水優先吐水機構 - 洗面水栓の例 水優先吐水機構 - 洗面水栓の例
  2. 1.に該当しない場合は、「採用しない」を選択します。

水優先吐水機能について、くわしくはこちら(第七章 第一節 付録 K )を参照します。

手元止水機能(浴室シャワー水栓)

  1. 浴室シャワーに設置する湯水混合水栓で、吐水切替機能や流量および温度の調節機能と独立し、使用者の操作範囲内に設けられたボタンやセンサー等のスイッチにより、吐水および止水操作ができる機能を有する場合は、「採用する」を選択します。
  2. 1.に該当しない場合は、「採用しない」を選択します。
    手元止水機構浴室 - シャワー水栓の例 手元止水機構浴室 - シャワー水栓の例

手元止水機能について、くわしくはこちら(第七章 第一節 付録 K )を参照します。

小流量吐水機能

カタログ等を確認し、設置する水栓が、下表の要件を満たす場合は、「採用する」を選択します。それ以外の場合は、「採用しない」を選択します。

「小流量吐水機能」の要件
水栓の構造要件
流水中に空気を混入させる構造を持たないもの 0.60(単位 N)以上
流水中に空気を混入させる構造を持つもの 0.55(単位 N)以上

吐水切替えが可能な浴室シャワー水栓を設置する場合

吐水切替えが可能な浴室シャワー水栓については、主たる使用モードにおいて条件を満たしていれば、「採用する」が選択できます。
なお、主たる使用モードとは、体を洗い流すことを目的とするモードで、マッサージや温まり、掃除等を目的とする付加的なモードではありません。

小流量吐水機能について、くわしくはこちら(第七章 第一節 付録 L )を参照します。

浴槽の保温措置

浴槽の保温措置とは、JIS A 5532(浴槽)において「高断熱浴槽」と定義された浴槽の性能を満たすものをいいます。
カタログ等で浴槽の保温措置の有無を確認し、選択します。